2014年12月31日水曜日

No92 インターンシップ


浦ノ内養魚場ではマダイ秋仔の柏島漁場への沖出しが終了し、シマアジの仔稚魚の飼育が始まっています。

さて、先日、高知県の学校法人「龍馬学園」の男子学生6名が、浦ノ内漁場へインターンシップに来てくれました!種苗生産の現場を見学し作業を体験することで、実際の仕事を学んでみよう!という取り組みです。

 


 

顕微鏡でシマアジ稚魚の観察や解剖をしたり、沖の親魚用小割で餌やりをしたりと、短い時間でしたが色々なことにチャレンジしてもらえたのではないかと思います。

 
体験終了後には、
「実際にやってみると難しかったが面白かった」
「日々の観察の大切さを実感した」
などたくさんの感想や意見が出ました。

 
お越しくださった学生のみなさん、ありがとうございました^^

水産事業部では、随時インターンシップを受け付けております。
興味のある方はぜひご連絡ください!

 

TEL088-857-0417
E-mailsuisan@yamasakigiken.co.jp

2014年11月19日水曜日

No91 マダイ稚魚の様子

更新をしていないうちに、マダイ秋仔のシーズンが始まってしまいました。
浦ノ内養魚場では陸上水槽もいっぱいになり、忙しくなってきました。

孵化後22日目のマダイです。
餌は稚魚の成長に合わせて、ワムシ、ブラインシュリンプ、コペポーダ、配合飼料と変えていきます。
ブラインをよく摂餌している魚は、下の写真のようにお腹がきれいなオレンジ色になります。






一番大きな魚は孵化後38日目となり、もうすぐ沖出しです。
次回も元気な魚の様子を伝えたいと思いますので、楽しみにしていて下さい!

2014年7月9日水曜日

No90 クロダイの状況

浦ノ内漁場では、マダイ春仔の数読み・出荷が終わりました。

魚がいなくなると少し淋しさも感じますが、お客様の元で元気に大きく成長してくれることを楽しみにしています。

さて、現在は放流用のチヌの飼育をしています。

沖だし前、孵化後43日目のチヌです。

平均体長は約2.5cm、大きい個体は約3cmまで成長しています。
 
 
 
 
 
 

孵化後80日目、現在4小割で飼育しています。
これは魚の状態を観察しながら、餌やりを行っている様子です。


 
 
 
 
 

餌食いもよく、孵化後43日目に比べると色も体格もかなりチヌらしくなりました。
やはり自分達で卵から育てた稚魚が成長していく姿を見るのはうれしいものですね♪
 
 
 
 
 
 
 

海の日の放流まで状態管理をしっかりし、元気のある、いい魚を育てていきます!
それではまたの更新をお楽しみに☆