1月15日より、シマアジの沖出しが始まりました。今回はその様子をお伝えします!
当日は最後の手撒き給餌をし、底掃除をした後に沖出しの作業に入ります。
マダイは孵化してから約45日で沖出しを行いますが、シマアジは孵化してから58日前後で沖出しを行います。
沖出しの方法はマダイと同じで、水槽に採り網を入れて稚魚を集め、サイフォンの原理を用いて稚魚を飼育水ごと吸い出します。
シマアジはマダイに比べ、デリケートな魚なので、より一層の注意を払って作業を行っています。
ホースの先は船のカンコに繋がっており、この中で泳がせながら柏島へと運びます。
また沖出し後には、水槽ごとにどのような稚魚に仕上がったのかを確認するため、並べて外見上の異常の有無やサイズ等を確認し、その後は捌いて骨の異常がないかを観察します。
沖出しした稚魚は、選別、数読みを経てお客様のもとに出荷します。
柏島は気温も水温もまだ低いですが、良い稚魚に育つよう精一杯頑張りたいと思います!
それでは、次回の更新もお楽しみに!