2017年3月22日水曜日

No129 春仔マダイの様子、インターンシップ 2

こんにちは!今回は、前回に引き続き、春仔マダイの池入れ後の様子と、インターンシップについてお伝えします!

写真は、孵化後19日目のマダイの稚魚です。

この頃の稚魚は、前回ご紹介した仔魚に比べると遊泳も活発になっており、より大きなサイズの餌を食べることができます。弊社では、ワムシの次にブラインシュリンプ(アルテミア)と呼ばれる動物プランクトンを給餌しています。

孵化水槽で耐久卵から幼生を孵化させ、稚魚の日齢に応じて、孵化直後の小さな幼生を直接与えたり、成長させて栄養強化を行ってから与えたりします。写真奥は孵化前の卵、手前は幼生です。
 

栄養満点のブラインシュリンプを摂餌することで、さらに元気で活力のある稚魚に育っていきます!

次に、3月中旬にもインターンシップを行いましたので、その様子をお伝えします。
313日には高知大学および大学院から2名、314日には高知大学から1名の計3名が参加してくれました!
前回同様に、親魚への餌やりや仔魚の観察などを一緒に行いました。
 

初めての作業で戸惑うこともあったと思いますが、興味を持って一生懸命取り組んでくれました。
お越しくださった学生の皆様、ありがとうございました!

それでは、次回の更新もお楽しみに!




2017年3月9日木曜日

No128 春仔マダイの様子、インターンシップ

こんにちは!だんだんと暖かい日が多くなり、春らしくなってきました。
今回は、春仔マダイの池入れ後の様子と、インターンシップについてお伝えします!

浦ノ内養魚場では卵の池入れが進んでおり、様々な日齢の仔稚魚の飼育を行っています。
写真は、孵化後5日目のマダイ仔魚です。

この頃の仔魚はまだとても小さく、ちょっとした環境の変化によっても歩留まりが大きく左右されます。餌には、小さなサイズのS型ワムシと呼ばれる動物プランクトンを与えます。

ワムシの安定的な培養は、種苗生産において大変重要です。ワムシの状態が悪ければ十分な量を仔稚魚に供給できなくなるため、そうしたことがないように日々しっかりと管理します。

魚に必要な栄養を十分に与えたワムシを供給することが、健康的で活力のある稚魚づくりの第一歩となります!

次に、今年もインターンシップを行いましたので、その様子をお伝えします。
224日に高知工科大学から2名・高知大学から1名、227日には福山大学から3名、33日には水産大学校から2名・高知大学から1名の計9名が参加してくれました!
 
研究室作業及び、水槽で飼育している仔稚魚の観察や餌やり、また水槽の掃除などを一緒に行いました。




1日の終わりには、「楽しかった」「興味を深めることができた」などの意見が聞かれました。
この体験をぜひ就職活動にも生かしていただけたらと思います。
お越しくださった学生の皆様、ありがとうございました!

それでは、次回の更新もお楽しみに!