2015年5月19日火曜日

No104 春仔マダイの数読み開始

517日より浦ノ内漁場で春仔マダイの数読みが始まりましたので、今回はその様子をお伝えします!


まずは、小割に取り網を入れて稚魚を集め、ポンプで吸い上げます。


ホースの先には複数のレーンに分配できる機械が取り付けられており、稚魚たちはベルトコンベア上に運ばれていきます。ここでは、複数の人の目で最終チェックを行い、変形(形態異常)やサイズの小さい個体を取り除いています。   
品質基準の一例→http://www.ii-yfish.jp/product/quality.html



ベルトコンベアの先にはカウンターが取り付けられており、これによってお客様の注文尾数に合わせることができます。この数読み作業が私たちの集大成です。変形を見逃すとそのままお客様の元へ出荷されてしまいますので、皆真剣に稚魚たちと向き合っています!

これから約1ヶ月間このように数読みを進めていき、順次お客様の元へ出荷していきます。梅雨時期に入ってきたら病気の発生も心配ですね。小さな変化に気付ける目と迅速な対応を心掛けて、最良の状態でお客様の元へ出荷できるよう皆で頑張っていきます!

それでは、次回の更新もお楽しみに!
 
 
 

2015年4月21日火曜日

No103 親魚の雌雄判別と形質確認

先日、浦ノ内の沖小割で養成中のマダイ親魚の雌雄判別と形質確認を行いました。今回は、その作業の様子についてお伝えします!
 
マダイの親魚候補群は、稚魚期に出荷した養殖業者の方から買い戻ししており、産卵期を迎える春に雌雄判別と形質の確認を行っています。
 
 
 
親魚を1尾ずつ網ですくって、船上の湿らせたスポンジの上に乗せます。
 
 
腹部を手で押して精子が出れば雄、生殖孔にチューブを挿入し卵が採取できれば雌と判定しています。また、同時に形質(体形や体色など)も確認します。小割の上から見れば違いは分かりませんが、スポンジ上に上げて見ると個体ごとに違っています。より形質の良い親魚を生産に使用するために、1尾ずつ複数人で評価をします。
 
 
さらに、写真撮影も行い、DNA解析結果を含めたあらゆるデータを参考に、最良と思われる親魚を選び出せるよう努めています。
 
それでは、次回の更新もお楽しみに! 
 

2015年4月7日火曜日

No102 春仔マダイの沖出し開始

前回は春仔マダイの水槽内の様子をお伝えしましたが、そのマダイの浦ノ内漁場への沖出しが46日から始まりました。今回はその様子についてお伝えします!

現在、浦ノ内漁場の中層水温は17℃台を推移しており、稚魚たちが成長しやすい水温となってきました!

沖出しするマダイ稚魚です! 前回お伝えしたときよりもさらに大きくなり、全長は平均40mm近くになっています。


 
沖出しする際には、水槽内の稚魚を取り網で数回に分けて集めるのですが、一回に取る量が多かったり少なかったりすると小割に入る尾数も変わってくるほか、多い場合には稚魚へのストレスにもなります。このため、できるだけ正確に分割できるよう努めています!



 
会社前の桟橋付近には、これから飼育管理をしていただく方の小割が並んでいます!
水槽からホースを通って出てくる稚魚はこれらの小割に入ります。




これから順次沖出しを進めていき、5月上旬には全てのマダイ稚魚が海上の小割に移ります。
小割に沖出しした後も引き続きしっかりと管理し、大きく元気な稚魚に育てていきたいと思います!

それでは、次回の更新もお楽しみに!

 

2015年3月23日月曜日

No101 春仔マダイの様子

だんだんと暖かくなり、春の陽気になってきました。
浦ノ内養魚場では春仔マダイの生産が始まっています!
今回はその様子についてお伝えします。

浦ノ内では2月中旬からマダイの卵の池入れが始まっており、稚魚たちが順調に成長しています。
早いものでは孵化後32日目となっています。

朝日が差し込む稚魚飼育棟です!


 
下の写真は孵化後30日目を過ぎた稚魚たちです。
これぐらいのサイズになると全長は平均20mm近くになり、摂餌した配合飼料でお腹がいっぱいになっています。


 

この後、4月上旬から浦ノ内漁場への沖出しが始まります。
それでは、次回の更新もお楽しみに!


2015年3月3日火曜日

No100 蓋網の作成・会社見学

今回は、蓋網作成の様子をお伝えします!
蓋網とは海上の小割の上に張る網のことで、鳥などが入らないようにしたり、収容している魚が飛び出すのを防いだりするためのものです。
 

作成の手順は、
 蓋網のメインとなる生地を小割の大きさに切り取ります。8m×8mが多く、9m×9mなどもあります。
切り取った生地の端を織り込みながら、ロープを取り付ける部分を作ります。このとき、蓋網を張ったときにシワになるのを防ぐため、網の目の間隔を均等にしていきます。
出来上がった部分にロープを通して完成です! 


 
こうした蓋網の作成や網の修繕などは、通常作業の合間などに行っています。空いた時間にコツコツ作るのでなかなかはかどりませんが、地道に作成していきたいと思います!

 
また、227日に三重大学の学生1名が会社見学に来てくれました!
当日は、場内施設や各部署の作業を見学してもらいました。
 
 
 
水産事業部では、随時会社見学を受け付けております。
興味のある方はぜひご連絡ください!
 
TEL088-857-0417

2015年2月13日金曜日

No99 シマアジ稚魚の沖出し第2弾

今回はシマアジ稚魚の沖出し第2弾についてお伝えします!
29日に、浦ノ内養魚場の陸上水槽からシマアジ稚魚の沖出しを行いました。

水槽に取り網を入れて稚魚を集めているところです。



 
集まった稚魚たちです!ホースで吸って水槽から船に移動します。

 


船に到着した稚魚は、船の中のカンコ(水槽のようなスペース)に積み込みます。
このあと約8時間の航海を経て、柏島漁場に降ろします。

 


その後は、大きく元気に育つよう、海上生産部署がしっかりと管理していきます!
それでは、次回の更新もお楽しみに☆


 

2015年2月8日日曜日

No98 インターンシップ

今回は、インターンシップについてお伝えします!

種苗生産の仕事を体験するため、123日に東海大学の学生1名が来てくれました。



 
また、130日には高知大学の学生1名と龍馬学園の学生3名が来てくれました。

 
 

さらに、今月2日には高知大学の学生1名が来てくれました。


 
今回も陸上水槽で飼育している稚魚の観察や親魚への餌やり、計測作業などを体験し、夕方にはディスカッションをして色々な意見を聞かせてもらいました!

学生の皆さんから、「これまで種苗生産に対して漠然としたイメージだったが、実際に現場に来ることでとてもクリアになった!」という声がたくさん聞かれました!また、作業も興味を持って楽しんで取り組むことができたようです^^

お越しくださった学生のみなさん、ありがとうございました^^



さて、本年度のインターンシップはこれで終了となります。今後は会社見学の受付けとなりますのでご了承ください。
 
これまでインターンシップに参加してくださった学生の皆さん、ありがとうございました!!