2015年5月19日火曜日

No104 春仔マダイの数読み開始

517日より浦ノ内漁場で春仔マダイの数読みが始まりましたので、今回はその様子をお伝えします!


まずは、小割に取り網を入れて稚魚を集め、ポンプで吸い上げます。


ホースの先には複数のレーンに分配できる機械が取り付けられており、稚魚たちはベルトコンベア上に運ばれていきます。ここでは、複数の人の目で最終チェックを行い、変形(形態異常)やサイズの小さい個体を取り除いています。   
品質基準の一例→http://www.ii-yfish.jp/product/quality.html



ベルトコンベアの先にはカウンターが取り付けられており、これによってお客様の注文尾数に合わせることができます。この数読み作業が私たちの集大成です。変形を見逃すとそのままお客様の元へ出荷されてしまいますので、皆真剣に稚魚たちと向き合っています!

これから約1ヶ月間このように数読みを進めていき、順次お客様の元へ出荷していきます。梅雨時期に入ってきたら病気の発生も心配ですね。小さな変化に気付ける目と迅速な対応を心掛けて、最良の状態でお客様の元へ出荷できるよう皆で頑張っていきます!

それでは、次回の更新もお楽しみに!