9月末に、次の生産で使用するシマアジ親魚の陸揚げを行いました。
シマアジ親魚は、赤潮等のリスク分散の為、浦ノ内と古満目の2漁場で養成しています。今回は、古満目漁場にて養成していた親魚を浦ノ内養魚場まで水槽車で運び、回遊水槽へ収容しました。陸揚げ直後は慣れないためか同じ箇所をグルグルと回っていましたが、時間が経つと落ち着いて回遊していました。日々の状態に気を付けながら、11月からの採卵に備えます。
また、陸上設備のメンテナンスも行っています。下の写真は、取水用の配管を整備しているところです。今の時期は稚魚がいない為、取水ポンプの稼働を最小限まで抑え、配管の組み直しなどを行っています。
稚魚水槽の補修も行っています。老朽化により小さなひび割れが起こっている箇所は、ガラスシートを貼ったり水中ボンドを塗ったります。水漏れ防止の他、表面を滑らかにすることで稚魚や取り網が壁面に当っても傷が付かないようにします。
このように設備の準備も万端にして、次の生産を迎えます。
それでは、次回の更新もお楽しみに!
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