2015年1月29日木曜日

No97 シマアジ稚魚の沖出し

125日に浦ノ内の3水槽、126日に古満目の1水槽からシマアジ稚魚の沖出しを行いました。
沖出し前には最後の手撒き給餌を行い、水槽の底掃除を施します。


 
稚魚たちを積み込む船と水槽とを1本のホースで繋ぎ、サイフォンの原理を用いて飼育水ごと稚魚を吸い出します。

 


こちらは古満目での沖出しの様子ですが、沖出し方法は浦ノ内と一緒です。

 

 
沖出し後には、水槽ごとにどのような稚魚に仕上がったのかを並べて比較します。成長や形を評価することで最良の稚魚が作りだせる環境条件や栄養条件などを見出し、次の生産に生かせています。


 
現時点では大小差がある稚魚たちですが、沖出し後にサイズ選別を行うことで小を取り除いています。

 
沖出し先の柏島漁場では、飼育を引き継いだ海上生産部署が徹底した管理を行っています。まだまだ水温の低い状態が続きますが、元気に育っていって欲しいですね!


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